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十二の巻とはそっくりなアテヌアータとの違い・Haworthiopsis 再分類

白い横縞の入った硬い葉の多肉植物を、園芸店では「十二の巻(じゅうにのまき)」の名で見かけます。ところが、そう呼ばれて売られている株の多くは、じつはそっくりな近縁の別種「アテヌアータ」なのです。見分けの決め手は、じつは 1 か所——葉の「内側(上を向く面)」の手ざわりだけ。ここを知れば 10 秒で当たりをつけられます。そしてどちらも同じ硬葉系ハオルチアで、とても丈夫。この記事は、園芸界で常態化した取り違えを、見分け方・別種である理由・2013 年の属名変更(Haworthia → Haworthiopsis)の 3 点で整理します。

十二の巻(Haworthiopsis fasciata)として流通する、白い横縞のある硬い葉のロゼット
「十二の巻」の名で流通する硬葉系ハオルチア。じつはこの縞模様の株の多くは、近縁の別種アテヌアータとされる。Photo: S Molteno / CC0, via Wikimedia Commons(帰属は任意)
この記事でわかること
  • 「十二の巻」として流通する株の多くが、じつは別種アテヌアータであること
  • 10 秒で見分ける決め手 = 葉の内側(上面)に白い粒があるか、つるりか
  • 2013 年の再分類で属名が Haworthia → Haworthiopsis に変わった経緯(旧名・新名を併記)
出典つきで整理した図鑑です — 種と品種は「候補」と「次に見る所」まで示します

10 秒で見分ける — 決め手は「葉の内側」

十二の巻(左)とアテヌアータ(右)の葉の上面(内側)を並べた比較写真。左は面が平滑、右は白い粒が全面に散る
葉の上面(内側)を並べた比較。左=十二の巻(fasciata)は面が平滑、右=アテヌアータ(attenuata)は上面にも白い粒が散る。Photo: Abu Shawka / CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
種 / 白い粒(疣)
内側
(上面)
外側
(裏面)
十二の巻(fasciata)
アテヌアータ(attenuata)

読み方 ◎ 粒がはっきりある / — 平滑でほぼない。決め手は「内側(上面)」——ここに粒があればアテヌアータ型、つるりなら十二の巻型。外側(裏面)はどちらも粒立つので判別に使えない。出典: 英 Wikipedia ほか

見分けの決め手は「葉の内側(上を向く面)にも白い粒(疣=いぼ)があるかどうか」の 1 点です。内側がつるりと平滑なら十二の巻(fasciata)型、内側までザラザラと粒立つならアテヌアータ型と、当たりをつけられます。白い横縞そのものは両者に共通するので、縞の有無では区別できません。区別できるのは「粒が葉のどこに付くか」です。十二の巻は白い粒が葉の外側(裏面)にだけ帯状に並び、内側は平らでなめらか。いっぽうアテヌアータは内側・外側の両面に粒が付きます。指の腹で葉の上面をなでて、細かなザラつきを感じたらアテヌアータ型、すべすべなら十二の巻型、という手ざわりの差です。

アテヌアータ(ハオルシオプシス・アテヌアータ)として同定された鉢植え株。細長い葉に白い結節が並ぶ
アテヌアータの候補として同定された鉢植え株。細長い葉に白い結節が並ぶ。Photo: Jeremy Gilmore / CC BY 4.0, via iNaturalist
FASCIATA
十二の巻タイプ
内側(上面):白い粒がなく平滑。
外側(裏面):白い粒が帯状に並ぶ。
葉の形:太めで三角形に近く、内側へ曲がりがち。内側つるり
ATTENUATA
アテヌアータタイプ
内側(上面):外側と同じく白い粒がある。
外側(裏面):白い粒がある。
葉の形:細長めで、外へ開き気味に伸びる。両面ザラつく

形にも傾向の差があります。十二の巻の葉は太めで三角形に近く、先が内側へ曲がることが多いのに対し、アテヌアータの葉はより細長く、外へ開き気味に伸びる傾向があります。専門的な記載では、葉をちぎったときの繊維の有無(十二の巻の葉は繊維質、アテヌアータは繊維に乏しい)といった違いも挙げられますが、これは株を傷める観察なので普段は使いません。日常の見分けは、まず「内側(上面)の手ざわり」を最優先にし、そこに葉の太さ・向きの印象を足す——という順番が実用的です。

ただし、これらは「傾向」です。栽培株には交配や個体差、選抜もあり、内側の粒立ちが弱い個体・強い個体は連続的に存在します。まして名前は流通の途中で入れ替わりがち。「内側の面を見る」という見分け所を手に、実物を確かめて候補を絞る——という使い方をおすすめします。

別種である根拠 — 二つの学名と、共通する故郷

学名・自生地・耐寒性を並べて見る

十二の巻 と アテヌアータ — 基本情報の対照
十二の巻 硬葉系
現在の学名
Haworthiopsis fasciata
旧学名
Haworthia fasciata
自生地
南アフリカ・東ケープ州(ポートエリザベス〜ユーテンハーゲ付近)
内側(上面)の疣
なし(平滑)
耐寒の目安
およそ 5℃ 以上・霜に当てない(要確認)
アテヌアータ 硬葉系
現在の学名
Haworthiopsis attenuata
旧学名
Haworthia attenuata
自生地
南アフリカ・東ケープ州
内側(上面)の疣
あり(外側と同じく粒立つ)
耐寒の目安
およそ 5℃ 以上・霜に当てない(要確認)

十二の巻とアテヌアータは、見た目こそ似ていますが、学名の違う「別の種」です。どちらも南アフリカ・東ケープ州を故郷とする硬葉系ハオルチアで、白い横縞のある硬い葉をロゼット状に広げます。十二の巻の学名は Haworthiopsis fasciata、アテヌアータは Haworthiopsis attenuata。種小名の fasciata は「帯のある」、attenuata は「先が細くなる」という意味で、それぞれの姿を言い当てています。自生地は、十二の巻が英国キュー植物園のデータベース(POWO)などで東ケープ州のポートエリザベス〜ユーテンハーゲ付近の酸性の砂地とされ、アテヌアータも同じ東ケープ州に分布します。事実関係は POWO や信頼できる分類データベースで確認できます。

和名にも由来があります。「十二の巻」は、幾重にも重なる葉の層を、たくさんの「巻き(層)」に見立てた呼び名だとされます(「十二」はきっちり 12 枚という意味ではなく、「幾重にも」という含みです)。いっぽう「アテヌアータ」は学名の種小名 attenuata(先が細くなる)をそのままカタカナにした呼び名で、日本の流通では「松の雪」などの選抜名や、’Panther’(パンサー)といった園芸品種名でも出回ります。つまり、同じアテヌアータでも複数の呼び名があり、これも名前の混乱に拍車をかけています。こうした園芸銘・登録名の正式な扱いは、国際的な登録機関である日本ハオルシア協会(ICRA)の記録を正とします。

耐寒性(越冬温度)については、どちらも同じ地域の同じ系統なので目安は共通で、およそ 5℃ 以上を保ち、霜に当てないのが安全とされます。ただし越冬温度は栽培環境や株の充実度でも変わるため「要確認」として扱います(ハオルチアの越冬(耐寒性))。ここでは、両者が「別種だが、故郷も性質もよく似た兄弟のような関係」だと押さえておけば十分です。単一種を深掘りした基本情報(学名の読み・自生地・育成の詳細)は、系統別に整理したハオルチアの品種と系統の全体像の硬葉系の項もあわせてご覧ください。アテヌアータ単体の姿と自生地・変種はハオルチオプシス・アテヌアータ(松の雪)で扱っています。

なぜ取り違えが当たり前になったのか

REASON 1
硬葉系で最多の流通量
アテヌアータは硬葉系ハオルチアの中でもっとも広く栽培され、「ゼブラ・プラント」として世界中で大量に流通する定番種。
REASON 2
瓜二つの見た目
白い横縞という最も目立つ特徴を共有し、鉢に植わった小株では、内側の粒立ちの差まで見比べる人は少ない。
REASON 3
ラベルは種を区別しない
流通ラベルは縞模様の硬葉ハオを一括りに「十二の巻」と表記しがち。名の通りのよい和名が種名の代わりに使われてきた。

取り違えが常態化しているのは、アテヌアータが世界でもっとも多く栽培される硬葉系ハオルチアで、しかも十二の巻と瓜二つだからです。アテヌアータは「ゼブラ・プラント(シマウマの草)」の通称で親しまれ、子株でよく殖えて生産しやすいことから、多肉植物の入門種・ギフトの定番として世界中で大量に出回っています。海外の園芸情報でも、「十二の巻(fasciata)の名で売られる株の多くは、実際にはより一般的なアテヌアータである」と繰り返し指摘されており、逆に本来の Haworthiopsis fasciata は栽培ではむしろ少数派だとされます。

南アフリカの自生地で十二の巻(ハオルシオプシス・ファスキアータ)として観察された、日射で赤みを帯びた株。白い帯状の紋が見える
十二の巻の候補として自生地で観察された、日射で赤みを帯びた株。白い帯状の紋が見える。Photo: Andrew Gillespie / CC BY-SA 4.0, via iNaturalist

そこに、両者が白い横縞という最も目立つ特徴を共有していることが重なります。鉢に植わった小さな株を店頭でぱっと見ただけでは、葉の内側の粒立ちの差にまで目を凝らす人は多くありません。さらに流通の現場では、縞模様の硬葉ハオルチアをまとめて「十二の巻」と呼ぶ習慣が根づいており、覚えやすい和名が、厳密な種名の代わりとして使われてきました。こうして「店頭の十二の巻表示の多くが、中身はアテヌアータ」という状態が当たり前になったのです。これは誰かの間違いというより、流通の都合と見た目の近さが生んだ、ゆるやかな慣習だと捉えるのが正確です。

大量に殖やしやすいことも、アテヌアータが流通の主役になった理由です。硬葉系ハオルチアは、親株の根元から子株(カキ仔)を次々に出すため、生産者は種まきに頼らず短期間で株数を増やせます。アテヌアータはその殖え方がとくに旺盛で、世界中の生産者が同じように殖やした結果、多肉植物の入門種・寄せ植え素材・ギフトの定番として、桁違いの数が市場に出回りました。逆に本来の十二の巻(fasciata)は、そこまで大量には流通しないため、「十二の巻」の名で最も多く目にする株が、中身はアテヌアータになりやすい——という構図です。

Haworthia から Haworthiopsis へ(再分類)

Reclassification 2013
旧 1 属 → 3 属への分割
分割 = Rowley 2013(分子系統にもとづく)/ Manning ら 2014 が再整理。学名の最新は POWO で確認。園芸銘・登録名は日本ハオルシア協会(ICRA)を正とする

十二の巻もアテヌアータも、2013 年の分類の見直しで、属名が「ハオルチア(Haworthia)」から「ハオルチオプシス(Haworthiopsis)」へ移りました。きっかけは DNA を使った分子系統の研究です。従来ひとまとめにされていた広義の Haworthia が、じつは 1 つのまとまり(単系統)ではないと分かり、硬い葉のグループ(旧・亜属ヘクサングラレス)が新しい属 Haworthiopsis として分けられました。オブツーサや寿などの「窓」を持つ軟葉系は Haworthia に残っています。

とはいえ、園芸の現場では今も旧属名の「Haworthia fasciata」「Haworthia attenuata」表記が広く残っています。ラベルや書籍、通販サイトの多くが旧名のままなので、「Haworthia」と書いてあっても誤りとは限りません。むしろ旧名(Haworthia)と新名(Haworthiopsis)の両方を知っておくと、どちらの表記に出会っても同じ植物だと分かり、混乱しません。

そして、属名が変わっても、目の前の植物そのものは何も変わりません。あなたの育てている十二の巻/アテヌアータは、Haworthia と呼ぼうが Haworthiopsis と呼ぼうが、同じ丈夫な硬葉ハオルチアです。

同じ Haworthiopsis 属には、この 2 種のほかにも国内でよく流通する顔ぶれがいます。疣が縦の列に並んで塔のように立ち上がるレインワルディ、疣が癒合して葉幅を横断する畝になるリミフォリア(瑠璃殿)、葉が三列に並ぶ柱をつくるビスコーサ、そして凹凸のない格子模様を面に見せる竜鱗(テッセラータ)です。十二の巻とアテヌアータで迷っているつもりが、そもそも別の種だったという結末もあり得ます。模様が「点か線か」だけは先に確かめておくと、遠回りが減ります。なお、この記事で「十二の巻」と呼んでいる側の原種そのものについては、原種 Haworthiopsis fasciata の記載形質と自生地で、公的データベースの記録にもとづいて別に扱っています。

見分けに神経質にならなくていい理由

LIGHT
明るい日陰
硬葉系は軟葉系のような透明な「窓」を持たず、白疣の葉そのものを鑑賞。直射を避けた明るい場所やレースカーテン越しが向く。
WATER
乾いてから水
過湿を嫌う。用土がしっかり乾いてからたっぷり与え、受け皿に水を溜めない。冬は水を控えるのが基本。
TOUGH
とても丈夫
どちらも多肉の中でも育てやすい入門種。子株でよく殖え、置き場所の自由度も高い。初めての一鉢に向く。

じつのところ、どちらの種でも育て方は同じで、多肉植物の中でもとくに丈夫です。だから、見分けに神経質になる必要はありません。十二の巻もアテヌアータも同じ硬葉系で、透明な「窓」を持つ軟葉系(オブツーサなど)とは違い、白い疣と縞の入った硬い葉そのものを楽しむグループです。管理のコツは、直射日光を避けた明るい場所に置き、用土が乾いてからたっぷり水をやり、過湿を避けること。生育がゆるむ真夏と真冬は水を控えめにし、春と秋にしっかり育てるとよく締まった株になります。冬はおよそ 5℃ 以上・霜に当てないを目安にします(越冬温度は環境で変わるため要確認)。数値の根拠はハオルチアの越冬(耐寒性)にまとめています。

どちらを手にしても、育てる楽しみはほとんど変わりません。むしろ「名前が fasciata か attenuata か」よりも、目の前の株の状態(葉の張り・根の健康・徒長していないか)のほうが、育てやすさにははるかに大きく効きます。光が足りずに間のびして縞のバランスが崩れる「徒長」の直し方は徒長の原因と直し方に、置き場所や LED を含む道具の選び方はハオルチアの育成環境ガイドにまとめています。どちらの種も水やりの失敗に強く、初めての多肉植物としても手を出しやすい相手です。見分けは「知っていると面白い豆知識」くらいの気持ちで付き合うのが、ちょうどよいのです。

入手とラベルの注意点

CAUTION 1
名前より内側を見る
「十二の巻」表示でも中身はアテヌアータのことが多い。本来の fasciata を狙うなら、葉の内側が平滑な株を選ぶ。
CAUTION 2
ラベルの学名は旧名かも
「Haworthia」表記は旧属名で誤りとは限らない。新名は Haworthiopsis。どちらの表記も同じ植物を指す。
CAUTION 3
交配・個体差もある
両種の交配や選抜もあり、中間的な株も存在する。写真だけで断定せず、候補として実物で確かめる。

買うときは、名前より「葉の内側」を見て選ぶのが確実です。これまで見てきたとおり、「十二の巻」と表示されていても、中身はアテヌアータのことが多いのが実情です。どちらも丈夫で見ごたえがあるので、こだわりがなければ表示のまま選んで問題ありません。ただ、本来の Haworthiopsis fasciata を狙いたいなら、葉の内側(上面)が平滑な株を、実物で確かめて選びましょう。ラベルの学名が「Haworthia」でも、それは旧属名なので誤りとは限りません。和名・学名・流通名の対応は名前の対照表で引けます。

価格の傾向としては、十二の巻もアテヌアータも安価で流通量が多い大衆的な多肉植物で、一部の希少な選抜や斑入りを除けば、価格が乱高下する投機的なジャンルではありません。だからこそ、状態のよい株を落ち着いて選べます。なお当サイトは、メルカリ・ヤフオク等の個人間取引ページへ誘導するリンクは掲載しません。

入手のかたちにも一言。多肉植物は、種をまいて育てる実生(みしょう)と、親株の脇から出た子株(カキ仔・株分け)で殖やせますが、十二の巻・アテヌアータはどちらも子株でよく殖え、これが安定した大量生産と手頃な価格を支えています。通販やフリマでは、「現品(この株そのもの)」という表記がない限り、届くのは同じ名前の別の株です。縞の出方や葉の締まりは株ごとに差が出るので、見本写真とは少し違う前提で選ぶと、届いてからのがっかりを防げます。

相場・入手の免責

価格・入手性は時期・個体・購入先で変動し、当サイトは金額を均した代表値を出しません(相場監査の完了まで凍結)。本記事の価格に関する記述は傾向の参考であり、価格を保証するものではありません。学名・自生地・耐寒性などの事実は出典または「要確認」として扱い、写真 1 枚からの種の断定はしません。

よくある質問(FAQ)

十二の巻とアテヌアータ、結局どちらを買えばいい?
どちらも同じ硬葉系で育て方は同じ、とても丈夫です。見た目の好み(葉が太めで内曲する十二の巻タイプか、細長めで開くアテヌアータタイプか)で選んで問題ありません。名前にこだわって本来の fasciata が欲しい場合だけ、葉の内側(上面)が平滑な株を選びましょう。
うちの株が fasciata か attenuata か知りたい
葉の内側(上を向く面)を見て・触ってみてください。白い粒(疣)を感じたらアテヌアータ型、つるりと平滑なら十二の巻型が候補です。ただし交配や個体差で中間的な株もあります。産地情報のない栽培株では、候補として扱って実物の見分け所を確かめるのが安全です。
ラベルの学名が「Haworthia fasciata」なのは間違い?
間違いではなく旧属名です。2013 年の再分類で硬葉系は Haworthiopsis 属へ移りましたが、ラベルや書籍では旧名の Haworthia 表記が今も広く使われています。新旧どちらの表記も同じ植物を指します。最新の学名の扱いは POWO などの分類データベースで確認できます。
Field Noteデータ集約図鑑

本記事は、公開されている分類研究・植物データベース(POWO など)・園芸情報を整理して構成しています。識別形質(葉の内側・外側の疣の有無、葉の形)は Wikimedia Commons の比較図版の記述や英語版 Wikipedia〔Haworthiopsis fasciata / attenuata〕ほかの信頼できる記載で裏取りしたもののみを掲載し、裏取りできない見分け話は書いていません。運営者は栽培による一次観察を持たないため、種の同定は断定せず、学名・自生地・耐寒性などは出典または「要確認」として扱います。園芸銘・登録名は日本ハオルシア協会(ICRA)の記録を正とします。

画像クレジット

本記事の写真は、いずれも Wikimedia Commons の CC ライセンス画像です(PD/CC0/CC BY/CC BY-SA のみ採用・ND/NC は不採用)。ヒーロー画像と比較図版は写真の下に個別クレジットを表示。品種カードの写真の出典は次のとおりです。
十二の巻(栽培株): Photo: S Molteno / CC0, via Wikimedia Commons(帰属は任意)
アテヌアータ(栽培株): Photo: Daderot / CC0, via Wikimedia Commons(帰属は任意)
葉の上面 比較図版: Photo: Abu Shawka / CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

Summary
「内側を見る」で十分、どちらも良い植物
白い縞の硬葉ハオ=十二の巻、とは限りません。店頭で「十二の巻」として売られる株の多くは、じつは近縁の別種アテヌアータです。見分けの決め手は葉の内側(上面)——粒があればアテヌアータ型、つるりなら十二の巻型。2013 年の再分類で属名は Haworthia から Haworthiopsis へ移りましたが、旧名も広く残ります。どちらも同じ硬葉系で丈夫なので、見分けは豆知識として楽しめば十分です。
決め手は内側上面に粒=アテヌアータ型/平滑=十二の巻型
別種だが兄弟同じ東ケープ州・同じ硬葉系・育て方は共通
旧新の名を併記Haworthia(旧)= Haworthiopsis(現)
中間の株もある交配・個体差あり。候補+見分け所で扱う

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