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軟葉系13 章約32分で読めます

エメリアエの育て方と見分け方|ピクタ・コレクタの名前も整理

礫を敷いた鉢を真上から見た軟葉系ハオルチアの単株。葉先が三角に切り上がり、ざらついた面に白い細点と褐色の筋が入る(Wikimedia Commons では Haworthia emelyae var. emelyae として収蔵)
Commons では Haworthia emelyae var. emelyae として収蔵 Photo: Abu Shawka / CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
SPECIMEN — HAWORTHIA EMELYAE
エメリアエHaworthia emelyae / 宝の寿
魅力三角の窓に散る、細かな白い点育て方を見る →

三角の窓に、白い点が細かく散る。エメリアエは、同じ名前の株を並べても窓の表情を見比べたくなるハオルチアです。

写真では明るい点が密な葉も、緑の地色が残る葉も見えてきます。点から線へ目を移しながら、育て方と近縁の比較へ。

ピクタ、コレクタ、コンプトという呼び名も、学名との関係を分けて読めます。

エメリアエの見どころ — 三角の窓いっぱいに散る白点

観察
同じ写真の二株で、白点と地色を見比べる
全体の位置 → 同じ写真の拡大
点の明るさだけでなく、地色が見える場所と三角の輪郭を一緒に眺めます。
  1. 手前の株窓を覆う白点と、その間の緑を見る。
  2. 奥の株白点の見え方と地色の残り方を比べる。
明るい点が密に見え、窓の輪郭が大きく広がる。
1 手前の窓明るい点が密に見え、窓の輪郭が大きく広がる。
葉の間に濃い地色が見え、点と輪郭の見え方も違う。
2 奥の窓葉の間に濃い地色が見え、点と輪郭の見え方も違う。
点の明るさだけでなく、地色が見える場所と三角の輪郭を一緒に眺めます。
同じ写真に写る別の二株。見かけのサイズや点の密度を実測した比較ではありません。 部分拡大は上の同じ写真から。番号は場所を示します。
Photo: Abu Shawka / CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons(部分拡大)

手前の株から奥の株へ視線を移すと、点の密度と地色の見え方が変わります。この写真の違いは、窓の模様を楽しむ入口。

点が多いからピクタ、線があるからコンプトと名前を即決せず、葉全体と名札の由来も見ます。

見どころと育て方
  • 白点の密度と窓の輪郭を一緒に見る
  • 流通名と、資料が採用する学名を分ける
  • 地中に収まる野外写真を、鉢の深植えへ転用しない

育て方 — 窓の模様を追い、鉢の乾きを確かめる

エメリアエを育てる
かんたん派
すること半日陰で水はけのよい鉢に置く
楽しみ方白点と地色の組合せを、同じ株で楽しめます。
こだわり派
すること窓の点と線を記録し、葉が弱るときは土の湿りと根を先に確認する。乾きと水やりへ。
楽しみ方撮影条件の差と新しい葉の変化を分けて比べられます。

光を整える

SANBIのハオルチア属の管理解説は、半日陰を勧めています。鉢では水はけも確保します。

強い日差しへ急に移すより、葉の間隔と新しい葉を見ながら置き場所を調整しましょう。季節の育て方も合わせて読めます。

水は鉢と生育を見て

底穴のある鉢で余分な水を排出し、湿った状態を長く続けないようにします。葉がしぼんだときも、先に土の湿りと根の状態を確認。

用土・鉢・ライトの選び方へつなげて考えます。

冬は窓辺の冷えを避ける

この分類群に固有の耐寒限界は示されていません。凍結を避け、夜の窓際の冷えと鉢の乾き方を確認します。

温度の読み方は耐寒性と冬越しへ。

「ピクタ」「コレクタ」はどこから来たか

観察
ピクタ・コレクタと、二つの分類上の置き方
呼び名と分類体系を対応させる
名札・呼び名
資料の対応
確かめること
ピクタ/コレクタ
既存のGBIF照合では var. emelyae の異名
販売株の名札と、採用している資料を確認
コンプト/コンプトニアナ
Bayer系:H. emelyae var. comptoniana
emelyaeの下に置く整理
同じコンプトニアナ
Breuer系:H. picta var. comptoniana
pictaを軸に置く整理
白点や線の見た目から名前を即決せず、名札がどの資料の体系を使うかを読みます。
このページのGBIF・IPNI照合記録(2026-07-24)。発表誌と年は下の対応表、体系の比較は次の資料節。
名前の対応表・名札写真を詳しく読む
黒いトレイの礫床に並ぶ複数株の軟葉系ハオルチア。濃緑から灰緑まで株ごとに色が違い、いずれの葉面にも白い細点が散る(Wikimedia Commons のファイル名は emelyae - picta、収蔵カテゴリは Haworthia emelyae var. emelyae)
出典側の表記そのものが、名前の混在を示している 1 枚。ファイル名は「emelyae – picta」なのに、収蔵カテゴリは Haworthia emelyae var. emelyae。株ごとに色も点の量も違う。Photo: Abu Shawka / CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

「ピクタ」も「コレクタ」も、1938 年に独立した種として発表された学名です。Haworthia picta Poelln. と Haworthia correcta Poelln.。

どちらも H. emelyae と同じ von Poellnitz の記載で、発表誌も同じ Repert. Spec. Nov. Regni Veg.、しかも 1 年ちがいです。同じ研究者が、ほとんど同じ時期に、似た植物へ次々と別の名前を与えていた、その痕跡がいまも流通名として残っています。

そして現在、この 2 つは基本変種 var. emelyae の異名として整理されています。この図鑑が 2026 年 7 月 24 日に実測したかぎり、GBIF バックボーン分類・World Flora Online(分類版 2026-06)・SANBI Red List(v2024.1)の 3 つが、いずれも同じ結論を示していました。

SANBI の var. emelyae のページには、Synonyms 欄に picta・correcta・breueri・janvlokii などが並んでいます。

名前記載者・発表誌(実測)いまの扱い
Haworthia emelyaePoelln. / Repert. Spec. Nov. Regni Veg. 42: 271(1937)受理名(種)
Haworthia pictaPoelln. / 同誌 44: 133(1938)var. emelyae の異名
Haworthia correctaPoelln. / 同誌 43: 103(1938)var. emelyae の異名
Haworthia comptonianaG.G.Sm. / J. S. African Bot. 11: 76(1945)var. comptoniana の異名
Haworthia schuldtiana var. majorG.G.Sm. / J. S. African Bot. 12: 1(1946)var. major の基礎異名
Haworthia breueriM.Hayashi(林)/ Haworthia Study 7: 14(2002)var. emelyae の異名
Haworthia picta var. janvlokiiBreuer / Avonia 21(3): 52–53(2003)var. emelyae の異名
Haworthia picta var. tricolorBreuer / Avonia 21(3): 53–55(2003)var. emelyae の異名
Haworthia marxiiGildenh. / Aloe 44: 4(2007)var. emelyae の異名
Haworthia janvlokii(Breuer) Breuer / Gen. Haworthia 1: 7(2010)var. emelyae の異名
Haworthia picta var. comptoniana(G.G.Sm.) Breuer / Alsterworthia Int. 16(2): 6(2016)var. comptoniana の異名(Breuer 体系では現役)
名前・記載者・発表誌・巻号頁はすべて国際植物名索引(IPNI)と GBIF バックボーン分類の登録情報を 2026-07-24 に実測したもの。「いまの扱い」は GBIF backbone の受理関係にもとづく。基本変種の異名は全 11 名で、上表はそのうち日本の流通に関係する名前を抜き出したもの。
植物園の植え込みに置かれた大きな名札と、その奥で暗褐色の軟葉系ハオルチアの株。名札には科名と Haworthia emelyae v. comptoniana、産地に南アフリカと記されている(Wikimedia Commons では Haworthia emelyae var. comptoniana として収蔵)
植物園の名札。科名と Haworthia emelyae v. comptoniana、産地に南アフリカと読める。株は暗褐色に写り、葉が尖って反り返っている(株姿の典型例としてではなく、掲示の実例として掲げています)。Commons では Haworthia emelyae var. comptoniana として収蔵。Photo: Karl Thomas Moore / CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
記載と照合の詳細

この表を通して見えるのは、名前が増えた時期と、まとめられた時期がはっきり分かれていることです。1937〜1946 年に集中して独立種が記載され、1979〜1997 年に統合が進み、2003〜2016 年にふたたび細分の名前が加わっています。

植物が変わったのではなく、それをどう区切るかという判断が三度ゆれただけです。園芸の流通名は最初の波(1930 年代)で付いた名前をそのまま持ち越しているため、いまの分類とずれて見えます。

名札の混乱は、日本の売り場だけの話ではありません。次の写真は海外の植物園の掲示ですが、こちらは現在の受理名にそろっています。

名札の学名と写真の掲載同定を、株の形や親株・増殖記録と合わせて読みます。資料の異名関係だけで、実物の同定を済ませないようにしましょう。

名札は「誰が・いつ・どの見解で」付けたかの記録として読むのが、いちばん実態に近い読み方です。

近縁との見分け — 「次に見る所」で進める

エメリアエを疑ったとき、次に見る 1 点
エメリアエ 基本変種 var. emelyae
窓の面
白い細点が散り、褐色の筋が入る
肌
ざらつく(粒感がある)
次に見る所
葉先が三角に切り上がるか / 点が線につながらないか
コンプト var. comptoniana
窓の面
淡い線が網の目状につながる
肌
比較的なめらかで窓が広い
次に見る所
網目が面の端まで届くか / 名札がどちらの体系の名前か
ピグマエア H. pygmaea
窓の面
窓面の細かな突起・ざらつきを見る。銀白帯は一部の型の観察例
肌
ざらつく(近い)
次に見る所
点が帯として連なるか / 株がどこまで小型で止まるか。ピグマエアの頁へ
寿・ムチカ H. retusa / H. mutica
窓の面
平滑でよく透ける
肌
なめらか
次に見る所
面に粒立ちがあるか / 葉が外へ反り返るか。ムチカの頁へ
ベイエリ H. bayeri
窓の面
網目が太く整う
肌
つやのある硬質感
次に見る所
網目の太さと規則性 / 産地情報が付いているか

窓面の点と筋、葉の輪郭を見比べます。近縁と似た形もあるため、名札と由来の記録を合わせて読みましょう。

SANBIのDDT評価は、近縁との分類上の問題を理由としています。写真を比較することと、種の境界を確定することは分けます。

特に紛らわしいのがコンプトとベイエリ(H. bayeri)で、どちらも網目模様を持ちます。ここは見た目だけでは決まりにくく、採集番号や産地情報が付いているかどうかが実質的な決め手になります。

産地がない名札も、入手名や親株をたどる手がかりです。学名だけで確定せず、販売者が持つ交配・親株・増殖記録を合わせて確認します。

TYPE A
白い点が散る面
細かい点が独立して散り、線につながらない … 基本変種 var. emelyae(流通名「ピクタ」)で語られるのはこの見え方。褐色の筋が混じることも
TYPE B
網の目につながる面
淡い線が縦横につながって網目になる … var. comptoniana(流通名「コンプト」)で語られる見え方。近縁の H. bayeri とはここで紛れる
TYPE C
平滑でよく透ける面
粒立ちがなく、光を奥まで通す … 寿(H. retusa)やムチカで語られる見え方。エメリアエ側との最初の切り分けはここ

この 3 つは別々の植物の話ではなく、同じ「窓」という器官の表面の違いです。手元の株の面がどれに近いかを見るだけで、レツーサ群のなかでどのあたりに位置するのかの見当がつきます。

同じレツーサ群でも、葉のふちに小さな鋸歯が並ぶ株はミラビリスの候補に入ります。ただし質感は光の当て方でかなり印象が変わります。

真上から強い光を当てると点が飛んで見えず、斜めからやわらかい光を当てると急に浮かび上がる。写真だけで「網目がないからコンプトではない」と判断するのは危険です。

なお、窓が透きとおるタイプの見分け方は評価軸そのものが違うので、クーペリー系の見分け方に分けてまとめています。透明度で選ぶのか、面の模様で選ぶのか、買う前にどちらの世界の話をしているのかを決めておくと、迷いが減ります。

入手時の注意 — 名札と、野生採取のこと

分類群Sensitive の指定2010 年のリスト園芸目的の採取の程度既知の亜個体群
H. emelyae(種)あり掲載なしSignificant(重大)17
var. comptonianaあり掲載ありSignificant(重大)1 産地のみ
var. majorあり掲載なしSignificant(重大)12
var. multifoliaあり掲載ありSmall or insignificant(限定的)6
出典 = SANBI National Sensitive Species List の 4 ページ(H. emelyae / var. comptoniana / var. major / var. multifolia)を 2026-07-24 に個別実測。「Sensitive の指定」は各ページの現在のフラグ、「2010 年のリスト」は同ページの Sensitive in 2010 欄の値です。各行の記述はその分類群のページに書かれている内容であり、他の変種へは適用できません。var. emelyae(基本変種)の単独ページは同リストに存在しません。

種そのものと 3つある変種が、南アフリカの Sensitive Species List に載っています。これは「取り扱いに注意を要する分類群」として当局が指定するリストで、種・var. comptoniana・var. major の 3 つについては、園芸取引のための野生採取が Significant(重大) の水準にあると評価されています。

根拠としては、この属が国際的な園芸取引で需要を持つこと、そして2018〜2021 年の押収記録と、押収を伴う刑事訴追の事例が挙げられています(いずれも同リストの記載)。

とりわけ var. comptoniana は特別扱いです。同変種のページには「known from one locality(1 産地のみで知られる)」と書かれ、成熟個体が少なく、成長が遅いため採取後の回復が見込みにくいこと、そして採集者が現存する個体群を丸ごと採り尽くしうることまでが評価項目として挙がっています(これらはすべて var. comptoniana のページの記述です)。

日本の売り場で「コンプト」の名札を見かける機会の多さと、この記述の落差は覚えておく価値があります。

だからといって「買ってはいけない」という話ではありません。問われているのは出所です。

購入時は、栽培で増やされた由来を説明できる株を選びます。販売者の説明に加え、親株や増殖の記録を確かめることが役立ちます。

小鉢が並ぶ多肉植物のコレクション。それぞれの鉢に差された白いラベルに変種名と産地の記載が読める(iNaturalist では Haworthia emelyae として投稿されているが casual grade)
個人コレクションの棚。ラベルに var. comptoniana (G.G.Sm.)・var. multifolia M.B.Bayer といった変種名と産地の記載が読める。ラベルは栽培者の記録。種の確認には親株・増殖の記録も合わせて照合します(この観察は iNaturalist 上で casual grade として公開されています)。Photo: Michel Langeveld / CC BY 4.0, via iNaturalist

名札に情報が多いほど、由来がはっきりするとは限りません。上のコレクションのように変種名と産地が併記されていれば手がかりは増えますが、それは栽培者が「そう管理している」という記録であって、第三者が検証した同定ではありません。

名札の表記、付けた人、由来の記録を一緒に確認します。細かな学名が書かれていても、写真の形態と照合する手順は同じです。

名前を読むときの注意

「コンプト」と書かれた名札には、Haworthia emelyae var. comptoniana(Bayer 系)と Haworthia picta var. comptoniana(Breuer 系・2016 年)の 2 通りがありえます。どちらが正しいという話ではなく、どちらの体系で書かれた名札なのかという話です。

さらに古い在庫では 1945 年の独立種名 Haworthia comptoniana がそのまま使われていることもあります。名札の名前だけで株の中身は決まりません。

基本情報 — 学名・自生地・耐寒性

エメリアエの基本データQuick Spec
窓三角形の面に白点や筋
楽しみ方点の密度とつながりを見る
名前ピクタ等は採用体系と照合
光強い日差しから守る(RHS・英国の条件) → 置き場の表
雨の季節資料なし(2026-10-17 時点) → 雨の季節の表
冬凍結と夜間の冷えを避ける
学名データ・出典の範囲
学名Haworthia emelyae Poelln.(1937)
原記載Repert. Spec. Nov. Regni Veg. 42: 271
科ツルボラン科(Asphodelaceae)
属の扱いHaworthia のまま(Haworthiopsis へは移っていない)
系統軟葉系・レツーサ(retuse)群
和名・別名宝の寿(たからのことぶき)
流通名ピクタ / コレクタ / コンプト
認められた変種4(GBIF backbone の children 実測)
基本変種の異名11 名(GBIF・picta / correcta を含む)
自生地南アフリカ 西ケープ州(Western Karoo, Klein Karoo to Uniondale)
生育環境Succulent Karoo の karroid shrubland
冬の確認夜間最低温度を測り、凍結を避ける。冬の置き場所と個別資料を確認
保全評価Data Deficient – Taxonomically Problematic(SANBI・2014)

学名は Haworthia emelyae Poelln.、1937 年に von Poellnitz が記載しました(出典 = 国際植物名索引 IPNI および GBIF バックボーン分類。原記載は Repert. Spec. Nov. Regni Veg. 42 巻 271 頁)。

GBIF では受理名として登録され(usageKey 2780433)、科はツルボラン科(Asphodelaceae)、目はキジカクシ目です。種レベルでは H. retusa subsp. emelyae と H. retusa var. emelyae という 2つある異名が登録されており、過去には「レツーサ(寿)の一部」として扱われた時期があったことがわかります。

属の扱いも押さえておきましょう。2013〜2014 年の再編で、十二の巻やアテヌアータのような硬葉系は Haworthia 属から Haworthiopsis 属へ、大型で硬い一群は Tulista 属へ移されました。

園芸の現場では旧属名がそのまま使われ続けるため混乱しやすいところですが、エメリアエはレツーサ群として Haworthia 属に残っています。「ハオルチア・エメリアエ」という呼び方は、現在の分類でもそのまま通用します。

種固有の耐寒限界は確認できていません。Succulent Karooという植生・地域名だけで無霜とは判断せず、鉢を置く場所の夜間最低温度を測り、凍結を避けます。

冬の置き場所と水やりも確認してください。

分類上の位置づけと関連資料
PLACEMENT / MEASURED 2026-07-24
学名の対応を読む — 流通株の由来は別に確認
ツルボラン科 AsphodelaceaeASPARAGALES / ALOOIDS
ハオルチア属 HAWORTHIA(軟葉系・万象・玉扇)
出典 = GBIF Backbone Taxonomy(key 2780433 の children を API で実測)/ World Flora Online 分類版 2026-06。2026-07-24 取得

2026年7月24日のGBIF照会では、学名H. emelyaeの下に4変種を受理していました。この対応は分類名の記録で、同じ語を使うすべての流通株が同じ由来という意味ではありません。

学名H. pictaとH. correctaは、採用したGBIF体系では基本変種var. emelyaeの異名です。コンプトニアナはvar. comptonianaに置かれ、売り場のピクタやコレクタという呼び名とは区別して読みます。

学名の異名関係を知ると、古いラベルの表記をたどれます。販売株そのものの同定や交配由来は、親株と増殖の記録を別に確認してください。

掲載写真には点が密な株と地色が広く見える株があります。この見た目の幅を楽しみつつ、そこから過去の命名理由を決めつけません。

上の 2 株は、同じ名前で同じ場所に並んでいます。それでも白点の量はまるで違います。

一枚の窓の点だけで、ピクタとエメリアエを別物と決めることはできません。学名の記載と、流通株の由来を分けると、写真の違いも整理しやすくなります。

関連資料:ハオルチアの品種と系統の全体像

なお、同じ軟葉系でもクーペリー系のように窓が透きとおるグループとは、見るべき場所がまったく違います。エメリアエの窓は透明度を競いません。

ざらついた面にどんな模様が乗るか、評価軸はそこにあります。

それでも学名は割れている — 2つある体系

同じ名前をどこまで広く使うかは、資料によって異なります。

3見解の比較と書誌年表を読む
ハオルチアは何種あるのか — 主要 3 見解の併記
統合派 BAYER
種数
約 60 種
立場
変異の幅とみてまとめて数える
エメリアエでは
multifolia を変種として記載(1979)、major を emelyae の変種へ(1997)
中間 BREUER
種数
約 366 種
立場
やや細かく分ける
エメリアエでは
picta を軸に置き直し、picta var. comptoniana とする(2016)
細分派 HAYASHI
種数
約 546 種
立場
さらに細かく分ける(林)
エメリアエでは
breueri(2002)・multifolia(2000)・tricolor(2010)を独立種として記載

ハオルチアが何種あるのかは、研究者によって一桁ちがいます。統合派の Bayer が約 60 種、中間の Breuer が約 366 種、細分派の林が約 546 種。

エメリアエは、この三者の立場の違いが実物で見える教科書のような一群です。この頁はそれぞれの見解が「いつ・どの文献で」示されたかを並べています。

この対立が、いちばんはっきり形になっているのがコンプト(コンプトニアナ)の学名です。Bayer 系の整理では Haworthia emelyae var. comptoniana、Breuer 系の整理では Haworthia picta var. comptoniana。

後者は 2016 年に発表された比較的新しい組み合わせで、いまも生きています。同じ植物に 2 通りの名前が現役で存在している、ということです。

エメリアエをめぐる名前の 3 期 — 記載 → 統合 → 再分割 FIG.04Timeline
第 1 期 記載 emelyae・picta・correcta・comptoniana が、それぞれ別の独立種として世に出る 1937 Poelln. が H. emelyae を記載(Repert. Spec. Nov. Regni Veg. 42: 271)/ 1938 同じく H. correcta(43: 103)と H. picta(44: 133)/ 1945 G.G.Sm. が H. comptoniana(J.S.African Bot. 11: 76)/ 1946 同 H. schuldtiana var. major(12: 1)
第 2 期 統合 別々だった名前が、emelyae という 1 つの種の下へ集められる 1979 Bayer が var. multifolia を記載(Natl. Cact. Succ. J. 34(2): 31)/ 1997 Venter & Hammer が comptoniana を emelyae の変種へ(Cact. Succ. J. 69(2): 77)/ 同年 Bayer が major を emelyae の変種へ(Aloe 34(1–2): 6)/ 同年 Halda が retusa の下位へ置く別案も発表
第 3 期 再分割 細分派が新しい名前を足し、Breuer は軸そのものを picta へ移す 2002 林が H. breueri を記載(Haworthia Study 7: 14)/ 2003 Breuer が picta var. janvlokii・var. tricolor(Avonia 21(3))/ 2007 Gildenhuys が H. marxii(Aloe 44: 4)/ 2010 Breuer が H. janvlokii(Gen. Haworthia 1: 7)/ 2016 Breuer が picta var. comptoniana・multifolia var. major などへ組み替え(Alsterworthia Int. 16(2): 6)
年・発表誌・巻号頁はすべて IPNI と GBIF バックボーン分類の登録情報(2026-07-24 実測) 書誌年表
記載と照合の詳細

三度ゆれた、というのがこの年表の要点です。1930〜40 年代に別々の名前として記載され、1979〜1997 年に一つへ集められ、2000 年代以降にふたたび分ける動きが起きました。

流通のラベルには複数の体系に由来する学名が使われます。古い名前でも、名札を付けた時期や親株の記録があれば来歴をたどれます。

もうひとつ、南アフリカ側の見方も添えておきます。南アフリカ国家生物多様性研究所(SANBI)の Red List は、本種の全国評価を Data Deficient – Taxonomically Problematic(データ不足・分類学的に問題あり) としています(2014 年 5 月評価)。

その理由として「他の Haworthia と区別が難しく、属全体が分類学的な改訂を必要とするため、絶滅リスクを評価できない」と明記され、注記ではこの属が「名前の過剰増殖」に悩まされてきたことにまで踏み込んでいます。現地の国家機関自身が、線が引けていないと表明しているのがこの一群です。

2026年7月24日の照会で受理された4変種

var. emelyaeBASE / 白点
礫を敷いた鉢の単株を真上から。ざらついた葉面に白い細点と褐色の筋が入る(Wikimedia Commons では Haworthia emelyae var. emelyae として収蔵)
基本変種 var. emelyae
白い細点面がざらつく「ピクタ」はここ
var. comptoniana網目 / RETICULATE
白い軽石を敷いた黒鉢の単株を真上から。丸みのある葉先の面に、淡い網目状の模様が広がる(Wikimedia Commons では Haworthia emelyae var. comptoniana として収蔵)
コンプト var. comptoniana
淡い網目模様窓が広い旧評価 CR

写真で示せる変種は、この 2 つだけです。左は Commons が var. emelyae として収蔵している株、右は var. comptoniana として収蔵している株です。

面の模様がまるで違うのが見て取れると思います。左は白い細点が散る質感、右は淡い線が網の目のようにつながる質感。

掲載二株では点と網目の印象を見比べられます。すべての株に同じ模様の境界があるわけではなく、変種名は由来も合わせて確認します。

majorとmultifoliaは、表に載せた学名と書誌をたどって読めます。形態の根拠を確認した範囲で、掲載二変種の写真と区別して扱います。

変種現在の組み合わせ(発表)名前の来歴旧 Red List(2009)この頁の実写
var. emelyae基本変種(種のタイプを含む下位分類群)picta・correcta・breueri・marxii など計 11 名の異名を抱えるVUあり(4 枚)
var. comptoniana(G.G.Sm.) J.D.Venter & S.A.Hammer / Cact. Succ. J. 69(2): 77(1997)1945 年に独立種 H. comptoniana として記載 → 1997 年に emelyae の変種へ → 2016 年に Breuer が picta の変種として別案を発表CRあり(2 枚)
var. major(G.G.Sm.) M.B.Bayer / Aloe 34(1–2): 6(1997)1946 年の H. schuldtiana var. major が起点。maraisii → magnifica の変種を経て 1997 年に emelyae へ。2016 年に Breuer が multifolia の変種とする案もVU D2この表に掲載なし
var. multifoliaM.B.Bayer / Natl. Cact. Succ. J. 34(2): 31(1979)1979 年に Bayer が変種として記載 → 2000 年に林が独立種 H. multifolia として扱う案を発表 → 2016 年に Breuer が下位に breueri を置くENこの表に掲載なし
変種名・記載者・発表誌は IPNI と GBIF バックボーン分類の実測(2026-07-24)。「旧 Red List(2009)」は SANBI Red List v2024.1 の Assessment History に残る Raimondo et al. (2009) 当時の変種別ステータスで、現在の全国評価は種としての Data Deficient – Taxonomically Problematic に一本化されています(下位分類群は Not Evaluated)。形態の一次記載を確認できていないvar. major / var. multifoliaは、この表では学名と書誌のみ示します。
記載と照合の詳細

この表でいちばん目を引くのは、コンプトの旧評価が CR(近絶滅種)だという点です。2009 年当時の変種別ステータスでは、var. comptoniana が CR、var. multifolia が EN(絶滅危惧)、基本変種と var. major が VU(危急)。

4つあるすべてが何らかの絶滅危惧カテゴリに置かれていました。現在は分類の未確定を理由に種としての DD-T へ一本化されていますが、これは「危険がなくなった」という意味ではなく、評価の前提となる分類が固まっていないという意味です。

もうひとつ、var. major の来歴も象徴的です。1946 年に H. schuldtiana の変種として記載された名前が、maraisii の変種、magnifica の変種を経て、1997 年にようやくエメリアエへ落ち着きました。

1 つの変種名が 4つある種のあいだを渡り歩いたことになります。売り場のラベルが追いつかないのも無理はありません。

同じ一群が、4つある検索語に分かれて出品されている FIG.08Fragmentation
ハオルチア ピクタ125
ハオルチア コンプトニアナ111
ハオルチア コンプト109
ハオルチア エメリアエ105

分類の側では一つに整理されている一群が、売り場では 4つある入口に分かれています。楽天市場で 4つある語を検索すると、2026 年 7 月 24 日時点の一致件数はいずれも 3 桁で、しかもほぼ同じ規模でした。

これらは検索一致の総件数であり、表記揺れや別品種の混入を含む参考値です。同じ株が複数の語でヒットしている可能性もあります。

検索件数から、買い手が何を知っているかは分かりません。語ごとに商品が掲載される状況として読み、同じ商品が複数の検索へ一致することも考慮します。

専門的な図鑑データベースでも、エメリアエ・ピクタ・コンプトはそれぞれ独立した頁として立てられているのが実情です。示した件数は取得時点の値であり、価格や入手可能性を保証するものではなく、外れ値の補正も行っていません。

実際に買うときは、その時点の出品をご自身で確かめてください(参照先 = 楽天市場)。

記載と照合の詳細

国内の育種の現場でも、この一群は中心にいます。Haworthia の栽培品種について国際園芸学会(ISHS)が指定する国際登録機関(ICRA)は日本ハオルシア協会で、同協会の公式ブログに掲載された育種の解説(林 雅彦・2023 年)では、コレクタが玉扇・万象と並ぶ主要な育種対象として位置づけられ、コンプトを含む近縁どうしの交配から多くの優良品種が生まれてきたと述べられています。

同記事はまた、ピクタのような点模様の系統は変異の幅が小さく育種が頭打ちになりやすい、という見方も示しています(出典 = 日本ハオルシア協会公式ブログ「ハオルシア育種の現状」)。

銘と学名が別の層にある、という考え方そのものは玉扇の「型」の記事で整理しています。和名・学名・流通名の対応は名前の対照表で確かめることができます。

自生地 — 礫にまぎれて、窓だけを出す

南アフリカの赤土に埋もれ、葉先の面だけを地表に出した軟葉系ハオルチア。面は白いイボで粗く、赤褐色の筋が走る(iNaturalist の現行同定は Haworthia emelyae var. emelyae・research grade)
赤土に体を埋め、葉先の面だけを地表に出している自生株。面は白いイボで粗く、赤褐色の筋が走る。iNaturalist の現行同定は Haworthia emelyae var. emelyae(research grade)。Photo: Brian du Preez / CC BY-SA 4.0, via iNaturalist

自生写真では葉先の面が地表付近に並んでいます。窓と周囲の石や落葉を見比べると、植物の輪郭が地面に紛れる様子が分かる。

写真だけから日射量や無霜の条件、鉢での植え方を決めることはできません。

野外写真では葉の窓面と地表の位置関係を観察できます。鉢で側面が見えていても、その高さだけで自生から遠い、育て方が悪いとは評価しません。

HABITAT DATA / MEASURED 2026-07-24
自生地と記録の量 — 公開データベースの実測値
固有性
南アフリカ固有種SANBI
州
西ケープ州(Western Cape)SANBI
分布域(記述)
Western Karoo, Klein Karoo to UniondaleSANBI
主要ハビタット
Succulent Karoo / karroid shrublandSANBI
GBIF の記録
122 件(うち南アフリカ 90 件。残りは植物園などの栽培由来を含む)下位分類群を含む
iNaturalist の観察
複合体全体で 38 件(var. emelyae 13 / var. comptoniana 8 / var. major 5 / var. multifolia 2 / 変種未特定 10)
個体群の状況
種として 17 亜個体群SANBI NSSL。var. comptoniana についての記述では「known from one locality(1 産地のみ)」
この頁の産地表記
農場名・地区名・座標は書きません(理由は下の本文)保全配慮
出典 = SANBI Red List of South African Plants v2024.1 / SANBI National Sensitive Species List / GBIF occurrence search(taxonKey 2780433)/ iNaturalist API。2026-07-24 取得
白い石英の礫にまぎれて地表すれすれに広がる軟葉系ハオルチアの株と、そこから伸びる細い花茎(iNaturalist の現行同定は Haworthia emelyae var. emelyae・research grade)
白い石英の礫にまぎれて地表すれすれに広がる株。中央から細い花茎が立ち上がっている。礫は日射で白く飛んでいるが、株の輪郭と面の質感は判読できる。iNaturalist の現行同定は Haworthia emelyae var. emelyae(research grade)。Photo: Corne Brink / CC BY-SA 4.0, via iNaturalist
枯れ枝と落葉が積もった地面に紛れて生える軟葉系ハオルチアの群。淡い斑点のある葉先が地表に並び、画面左には別種の厚葉の多肉植物が写り込んでいる(iNaturalist の現行同定は Haworthia emelyae var. emelyae・research grade)
枯れ枝と落葉に紛れる群。淡い斑点のある葉先だけが地表に並ぶ。画面左に写っている灰緑の厚葉は別種の多肉植物で、エメリアエではありません。iNaturalist の現行同定は Haworthia emelyae var. emelyae(research grade)。Photo: Christiaan Viljoen / CC BY 4.0, via iNaturalist
記載と照合の詳細

この図鑑は、この植物の産地を農場名や座標のレベルでは書きません。SANBI の Sensitive Species List が var. comptoniana について「この分類群に関するデータを公開することは、脅威と脆弱性を悪化させうる」と明記しているためです(これは var. comptoniana のページに書かれた記述であり、種全体の記述ではありません)。

同じページには、残存個体群の所在を守らなければ絶滅に向かいかねない、とも書かれています。読者の役に立つ情報と、書かないほうがいい情報が明確に分かれる数少ないテーマです。

そのうえで示せるのは、SANBI 自身が公開している分布記述までです。南アフリカ固有種で、西ケープ州の Western Karoo から Klein Karoo、Uniondale にかけて。

生育環境は Succulent Karoo の karroid shrubland、つまり低木がまばらに生える乾燥した多肉植物地帯です。

この写真では白い礫と窓面の明るさが近く、植物の輪郭を探す楽しさがあります。掲載された地点と一株の観察で、自生地全体の標準的な見え方とはしません。

窓の輪郭を見つけたら、中央から伸びる細い花茎も追ってみましょう。写真から観察できる位置と、植物の働きについての資料上の説明は分けて読みます。

自生写真は撮影者と観察地点が異なる記録です。いずれも窓面と地表の位置関係を観察できます。

左に別種が写る写真では、エメリアエとして記録された株の範囲を分けて見ます。

まとめ

窓の点を追い、隣の葉の線と見比べる。エメリアエは模様の小さな違いを楽しめるハオルチアです。

名札と由来も保存しておけば、ピクタやコレクタといった名前を調べる手がかりになります。

FAQ

「ピクタ」と「エメリアエ」は違う植物ですか?
2026年7月24日のGBIF照会では、学名H. pictaを基本変種var. emelyaeの異名に置いています。売り場のピクタは園芸上の呼び名として広く使われるため、販売株の由来も確認します。
「コレクタ」と「コンプト」は同じですか?
学名の由来が異なります。採用するGBIF体系ではcorrectaは基本変種の異名、comptonianaは変種名です。
写真を送れば品種を判定してもらえますか?
窓の点や筋、葉形から候補を比較できます。写真に加え、名札や親株の由来も見ます。
何℃まで耐えられますか?
この分類群に固有の耐寒限界は示されていません。凍結を避け、夜の窓際の冷えと鉢の乾き方を確認します。
窓が透けません。育て方が悪いのでしょうか?
窓には白点や筋、ざらつきが見られます。透明度だけを育成の成否にせず、新しい葉と土・根の状態を合わせて確認します。
道具はここに集約ハオルチアの育成環境と道具|置き場所から選ぶLED・土・鉢・棚 関連記事ハオルチアの種類と選び方|窓・葉の形から比べる図鑑 透明窓のほうを見るならクーペリー系の見分け方|オブツーサ・シンビフォルミス・レツーサを 3 つの軸で分ける 名前の層を整理する玉扇の見どころと育て方|二列に並ぶ窓・万象との違い
出典
  • GBIF Backbone Taxonomy — Haworthia emelyae Poelln.(key 2780433・ACCEPTED・原記載 Repert. Spec. Nov. Regni Veg. 42: 271 (1937))、4 変種の children、基本変種の異名 11 件、var. comptoniana / var. major の異名: gbif.org
  • IPNI(国際植物名索引)— H. emelyae / H. picta / H. correcta / H. comptoniana / H. schuldtiana var. major / var. multifolia ほかの記載誌・巻号・年: ipni.org
  • World Flora Online — 分類版 2026-06 における Haworthia picta(wfo-0000652505)と Haworthia comptoniana(wfo-0000649855)の配置: worldfloraonline.org
  • SANBI Red List of South African Plants v2024.1 — 全国評価 Data Deficient – Taxonomically Problematic(2014/05/21)、分布記述、Assessment History の変種別ステータス: 種のページ / var. emelyae のページ(Synonyms 欄)
  • SANBI National Sensitive Species List — 種および var. comptoniana / var. major / var. multifolia の Sensitive 指定、採取の程度、亜個体群数、2018〜2021 年の押収記録: 種 / var. comptoniana / var. major / var. multifolia
  • iNaturalist — 変種別の観察件数、およびこの頁で使用した 4 観察: obs 58976331 / obs 306639660 / obs 29848220 / obs 378519799
  • 日本ハオルシア協会(国際園芸学会 ISHS が指定する Haworthia 栽培品種の国際登録機関 = ICRA)公式ブログ「ハオルシア育種の現状」(林 雅彦・2023 年): haworthia.ldblog.jp
  • 流通の件数 = 楽天市場の検索一致件数(2026-07-24 取得・表記揺れや別品種の混入を含む参考値): rakuten.co.jp
  • 画像は CC ライセンス画像(PD / CC0 / CC BY / CC BY-SA)のみを使用しています。各画像の作者・ライセンス・出典は 画像クレジット・出典一覧 に掲載しています

資料を読むときの補足

園芸銘(品種名)の正式な表記は、この協会の登録名を正とするのが筋です。この図鑑は登録名の一覧を実測できていないため、この記事では個別の銘には踏み込みません。

Field Note出典と確認日

自生地の記述は保全上の理由から、公的機関が公開している範囲だけを扱います。

画像クレジット

この頁の写真はすべて商用利用可能な CC ライセンス画像です(PD / CC0 / CC BY / CC BY-SA のみ採用・ND / NC は不採用)。カード内の写真は figure のキャプションを持たないため、扉の写真とあわせて帰属を以下にまとめています。

継承ライセンス(CC BY-SA)の写真が 6 点含まれます。
扉の写真(基本変種のカードにも同じ写真を使用): Photo: Abu Shawka / CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
コンプトのカード: Photo: Abu Shawka / CC0 1.0, via Wikimedia Commons(CC0 のため帰属は任意ですが、出所として記載しています)
本文中の写真の帰属は各 figure のキャプションに記載しています。

サイト全体の画像出典は画像クレジットにまとめています。

追加照合した資料の範囲

GBIFの採用体系と日本の流通名を区別。2026-07-24の変種照会を保持。

自生写真から強光・無霜を推論しない。

本文の出品・観察件数は元の調査日を保持。写真の同定名は掲載元の記録によります。

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