硬葉系13 章約36分で読めます
瑠璃殿(リミフォリア)の育て方と見どころ|横畝・種類と名前の違い
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瑠璃殿Haworthiopsis limifolia(旧 Haworthia limifolia)
魅力硬い三角葉を横切る、波打つ畝育て方を見る →
葉の上に、細かな波が何本も走る。瑠璃殿(リミフォリア)は、硬い三角葉を風車のように広げるハオルチオプシスです。光を横から当てると畝の影が浮き、同じ緑の株でも表情が変わります。透明な窓とは違う、手触りまで想像したくなる一鉢。
リミフォリアの見どころ — 葉を横切る波のような畝
観察
同じ写真の3か所で、凹凸の形を比べる
全株の番号 → 同じ場所の拡大

- 粒状の凹凸手前下の葉。離れた粒のような突起が並ぶ。
- 短い線状の凹凸左上へ伸びる葉。粒と短い線のような高まりが混じる。
- 葉幅を横切る畝右上へ伸びる葉。横向きの畝と谷が繰り返す。



番号は観察する場所。同時に写った形の違いです。
下段は上の写真の各部を拡大表示。名札には Haworthiopsis limifolia (Marloth) G.D.Rowley と読めます。
Photo: Ji-Elle / CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons(部分拡大)
瑠璃殿の見どころは、葉を横切る波のような横畝。SANBIは、葉面に隆起した疣の横向きの畝があると記しています。写真では、粒状の部分、短い線状の部分、長い畝の陰影を見比べられます。
まずは3番の畝を眺め、次に1番と2番へ。同じ株でも凹凸の形に幅があることが分かります。これは成長の順番を示した写真ではありません。葉の輪郭やロゼット全体も合わせて、好みの株姿を見つけてみてください。
ほかの掲載株にも目を向けると、疣の頂部が白く目立ち、粒が横列に並んで一部だけ短い線になっている個体もあります。
ここまでを整理すると、葉面の見え方は 2 群に分かれます。ひとつは稜が葉と同色のまま連続する群、もうひとつは疣の頂部が白く粒立って見える群。当サイトが集めた写真の範囲では、どちらも「瑠璃殿として記録された株」です。栽培条件による差なのか、変種や型の差なのかは、写真からは決められません。
観察
白さより、模様の形と見える面を比べる
3枚の実写真を同じ観察軸で比較
アテヌアータの掲載株
リミフォリアの掲載株
テッセラータの掲載株

三角形の葉の上面に、交差する淡い格子模様。
観察点を詳しく見る →Photo: Krzysztof Ziarnek, Kenraiz / CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
粒・横畝・格子を、葉の内側と外側まで見比べます。
写真ごとの観察例。共通縮尺のサイズ比較ではありません。横帯や粒は複数の候補に見えるため、葉形と由来の記録も確認します。
白い粒や横帯は、アテヌアータの掲載写真にも見えます。リミフォリアの候補を探すなら、葉幅を横切る畝に加えて、幅広い三角葉と平たいロゼットを確認します。竜鱗の格子模様とは、線の交差と凹凸の陰影を比べると見どころの違いがつかめます。
さらに比べたいときは、十二の巻とアテヌアータの比較、竜鱗(テッセラータ)へ。変種まで調べるときは、産地や採集地の記録も照合しましょう。
同じ硬葉系でも、白い粒や横帯が見えるアテヌアータ(松の雪)、白疣が縦の列に並ぶレインワルディ(九輪塔)、三角の葉が三列に積み上がるビスコーサと並べると、畝の性格の違いがはっきりします。
見どころと育て方
- 葉を横切る畝と、風車のような並びを眺める
- 明るさを確保し、強い日差しと鉢の滞水を避ける
- 名札は瑠璃殿・リミフォリア・旧学名も照合する
育て方 — 明るさを保ち、強い日差しと滞水を避ける
光
明るい場所へ。真夏の強い日差しは避け、直前の置き場から少しずつ慣らす。
水と土
水はけを確保し、鉢の中が湿ったまま水を重ねない。受け皿の滞水も確認する。
冬
凍結を避ける。RHSのH2は英国条件で1〜5℃という耐寒性区分で、日本の一律の水やり日程ではない。
かんたん派は、明るい窓辺と水はけのよい鉢から。こだわり派は、同じ角度の写真で中心の葉の詰まり方を見て、鉢が軽くなる速さも記録してみてください。模様をくっきり見せたいからと、いきなり強い日差しへ出す必要はありません。
畝のある株姿を楽しむ育て方
かんたん派
明るい置き場、排水できる鉢、凍らない冬の居場所をそろえる。水は鉢の乾きを確かめてから。
こだわり派
中心葉の間隔と色を同じ角度で残す。光と水を同時に変えず、株姿の変化を追う。
「日なた」と「半日陰」は、強い日差しへの扱いも読む
SANBIは半日陰を勧め、直射日光による白化・黄化に触れています。RHSの一覧欄はfull sunですが、栽培の説明には十分な光を与え、強い日差しから保護するとあります。見出しの単語だけを比べて、出典が正反対と扱う必要はありません。明るさを確保することと、熱い日差しを避けることを一緒に考えます。
部屋で育った株を屋外へ移すなら、直前に受けていた光から段階的に慣らします。葉が伸びてきたときの確認は徒長の記事へ。葉の色だけで原因を決めず、新しい葉の形、土の湿り、気温も合わせて見ましょう。
用土の配合例より、乾き方と排水を確かめる
SANBIの配合例は川砂と堆肥を1:1。現地で示された一例であり、すべての市販培養土へ同じ材料を足す指示ではありません。RHSはサボテン用土、低い湿度と良い風通しを挙げています。手元の土と鉢で水が抜けることを確かめ、受け皿に残った水を捨てます。
RHSは生育中は適度に水を与え、冬はほぼ乾かして管理する説明です。植え替え直後や光の少ない置き場を、元気に新葉を出す株と同じ日程にそろえないこと。基本の見方はハオルチアの育て方、土・鉢・ライトの組み合わせは育成環境ガイドへつながります。
栽培資料:SANBI PlantZAfrica/RHS。RHSの耐寒性区分は英国の栽培条件。
入手のときに見る所と、流通の実際
手がかり
店頭で見える
記載と照合
単独で決め手
畝が連続しているか
◎
◎
○
葉が幅広い三角形か
◎
◎
△
ロゼットが平たいか
◎
○
△
産地・採集の記録
△
◎
○
名札の学名表記
◎
△
△
読み方 … ◎ = よく効く / ○ = 効くが単独では不足 / △ = 補助の手がかり。当サイトの整理であり、絶対的な基準ではありません
買うときは、葉面の凹凸と名札の両方を見ます。横畝が見えるか、粒状の部分もあるか。白い粒や横帯だけでは、十二の巻やアテヌアータとの区別はつきません。葉の形(幅広い三角形か)、ロゼットの平たさが加われば、さらに絞れます。ただしここまで見てもなお、変種の区別まで踏み込むことはできません。この記事の写真で見たとおり、変種名で流通している株の多くは第三者の同定を経ていないからです。
流通量について。オークション落札価格検索サイト Aucfree(オークフリー)で調べたところ、直近 30 日で該当したのは「リミフォリア」で 8 件、「瑠璃殿」で 6 件でした(2026-07-24 時点)。落札価格の幅は、リミフォリアが 412 円から 4,500 円、瑠璃殿が 420 円から 9,361 円です。
ただし、この件数はそのまま読めません。これらは検索一致の総件数であり、表記揺れや別品種・別ジャンルの混入を含む参考値です。実際、「瑠璃殿」の 6 件のうち 2 件は「瑠璃の宝石」というまったく別のジャンルのフィギュアのまとめ売りでした。キーワードそのものが汚れている、という具体例です。
個別の落札例を挙げると、無印の株が 500 円、斑入り(錦)の 7cm 株が 4,500 円、同じく斑入りの 8.5cm 株が 412 円、「瑠璃殿錦(白斑)」が 4,000 円といった具合でした。斑入りだから必ず高い、という単純な関係にはなっていません。
- 掲載しているのは過去の落札実績にもとづく参考値で、購入価格・売却価格を保証するものではありません。
- 件数は検索一致の総件数(表記揺れ・別品種の混入を含む)です。
- 出典元の落札履歴は時間の経過とともに閲覧できなくなる場合があります。リンク先が消えていることがあります。
- 季節変動・外れ値・送料・手数料の補正は行っていません。取得時点のデータをそのまま集計しています。
小売では、より安定して手に入ります。園芸専門の通販では「瑠璃殿錦(リミフォリア斑入)」や無印のリミフォリアが常設商品として並んでおり、日本語の多肉図鑑データベースは価格帯の目安を 640 円としています。探して見つからない植物ではありません。
株を迎えたあとの環境づくり。LED・用土・鉢・棚の選び方は育成環境ガイドに集約しています。
基本情報 — 学名・自生地・耐寒性
リミフォリアの基本データ
学名・分布・資料ごとの記録を詳しく読む
Haworthiopsis limifolia 基本データ
QUICK SPEC
学名
Haworthiopsis limifolia (Marloth) G.D.Rowley
旧学名(基礎異名)
Haworthia limifolia Marloth (1910)
初出
Alsterworthia Int., Special Issue 10: 4 (2013)
科
ツルボラン科 Asphodelaceae
系統
硬葉系/属は Haworthiopsis
和名
瑠璃殿(別名 ルリデン / リミフォリア)
英名
fairy washboard / file-leaf haworthiopsis
ズールー語名
isihlalakahle / umathithibala
自生地
南アフリカ(クワズール-ナタール北部・ムプマランガ)/ エスワティニ
標高
300〜800 m
年降水量
およそ 800〜1,400 mm
葉
長さ 30〜100mm / 幅 20〜40mm / 厚さ最大 6mm
ロゼット
無茎・葉 12〜30 枚・風車のような姿
株の大きさ
高さ・幅とも 0.1〜0.5m(RHS)
葉面
隆起した疣が横方向に連なった稜
花
筒状・二唇形・白〜ピンク / 花茎は最大 200mm
開花期
主に冬(SANBI)/ 夏(RHS)出典で差
耐寒性
RHS H2(英国条件1〜5℃)。凍結を避ける
保全
危急 VU(南アフリカのレッドリスト)
下位分類
受理された変種は 5 つ
学名と自生地は出典で確定できますが、越冬温度だけは出典どうしが割れます。この節は、確かめられることと確かめられないことを分けて置くための表です。
学名。現在の受容名は Haworthiopsis limifolia (Marloth) G.D.Rowley で、2013 年の Alsterworthia International 特別号 10 号 4 頁が初出です。もとになった名前(基礎異名)は Marloth による Haworthia limifolia。園芸の場で今も広く使われる Haworthia limifolia は、この種の旧学名にあたります。どちらの表記も同じ植物を指します。属名 Haworthiopsis は「Haworthia のような見かけ(-opsis)」の意で、種小名 limifolia は「やすりのような葉」を意味します(SANBI)。
自生地。南部アフリカの東側に限られます。SANBI が挙げるのは、南アフリカ クワズール-ナタール州北部の Vryheid・Louwsberg・Mtubatuba・Pongola、ムプマランガ州の Hectorspruit・Barberton、そしてエスワティニの Lebombo 山地。標高は 300〜800m、年降水量はおよそ 800〜1,400mm で、夏は高温多湿・冬は寒いという気候です。日本の鉢栽培とは、土や日照も異なる自生地の数字です。
耐寒性は、出典の条件と一緒に読みます。資料ごとの記載は次のとおりです。
- RHS(英国王立園芸協会) — 耐寒性区分 H2。「低温には耐えるが、凍結には耐えない(1〜5℃)」
- SANBI(南アフリカ国立生物多様性研究所) — 数値なし。「霜のない乾燥した地域なら育つ」という趣旨の記述にとどまる
- 日本語の多肉図鑑データベース — 耐寒温度 -5℃。ただし同サイトは免責で「『正しさ』よりも『楽しさ』が基本方針」と自ら明示しており、公的機関のデータと同列には扱えません
RHSの耐寒性区分H2は、英国の栽培条件で低温には耐えても凍結には耐えない、1〜5℃の区分です。日本の置き場所は最低気温と鉢の湿りを確認し、凍らせないことを基本にします。 出典・関連:ハオルチアの越冬(耐寒性)
増やし方と花 — 子株・葉挿し・種子
OFFSETS庭植えの親株

親株の周りに出た子株
基部から自然に出る花茎も同時に伸びる扱える大きさで外す
CLUMP大鉢の群生

鉢いっぱいの群生
最大 20 ロゼット横に増える株分けの適期は春〜夏
FLOWER STEM室内の鉢

中心から出はじめた花茎
ロゼットの中心から室内でも上がる葉は渦を巻く配列
瑠璃殿は、子株でよく増えます。SANBI によれば、基部から自然に吸枝を出して最大 20 ロゼットの塊になります。増やし方は 3 通り。株分け(子株)・葉挿し・種子です。
子株が出ていたら、まず株分けから。母株の周りに出た子株が扱える大きさになったら、春から夏のあいだに外します。ポイントは外してすぐ植えないことで、1〜2 日乾かしてから、川砂とバークを混ぜた排水のよい用土に植えると SANBI は書いています。
葉挿しは、切り口を乾かすところから。葉を株からそっとねじって外し、数日乾かして切り口にカルス(治癒組織)を作ってから、湿った砂に挿します。切り口を乾かす工程まで含めて、SANBIが紹介する方法です。
実生は、採種から播くまでの時間が鍵。SANBI が引く実務では、春に播いて薄く覆土し、ミストベッドで底面を 25℃ に保てば 5〜10 日で発芽し、1 か月ほどで葉が出てきます。ただしこの種の種子は乾燥に弱く(recalcitrant)、3 週間で発芽力が大きく落ちるため、蒴果が麦わら色になって裂け始めたらすぐ播く必要があります。蒴果を開いて種子を取り出す方法も、同資料に記載。
細い針金のような花茎に、小さな花。SANBI の記載では、ロゼットの中心から最大 200mm の花茎が立ち、白からピンクの筒状で先が 2 つに割れる二唇形の小さな花をまばらに付けます。開花期については「一年中咲きうるが主に冬」(SANBI)と「夏」(RHS)で記述が食い違うため、両方を併記します。
自生地で花を訪れるのは、長い口吻をもつハエ類やハチ類。SANBIは、株がヤマアラシ・リクガメ・ハイラックス・バッタやコオロギに食べられることも記しています。多肉質の体は乾燥をしのぎ、周囲の植生が少ない岩場は火から逃れる場所にもなります。
自生地 — 草と小石に紛れて生きている
自生地の写真と生育環境
分布 — 南アフリカ北東部からエスワティニへ
FIG.03Range
南アフリカ
クワズール-ナタール州 北部
Vryheid / Louwsberg / Mtubatuba / Pongola … iNaturalist の野生観察もこの一帯(Zululand・Umkhanyakude)に集中している
南アフリカ
ムプマランガ州
Hectorspruit / Barberton … 分布の内陸側
エスワティニ
Lebombo 山地
国境沿いの山地帯。SANBI によれば var. ubomboensis はエスワティニの 1 地点でのみ記録されており、南アフリカのレッドリスト対象群には含まれない(var. ubomboensis についての記述)
標高 300〜800m / 年降水量 およそ 800〜1,400mm / 丘や尾根の頂部の草地 / 斜面は北西向きを好む
概念図
瑠璃殿の野生の姿は、「乾いた岩山に堂々と生える多肉」ではありません。SANBI の記述によれば、丘や尾根の頂部にひらけた草地で、小石や草株のあいだに紛れる(camouflaged)ように生えています。斜面では北西向きの面(南半球なので日の当たる側)、あるいは Ubombo 山地の頂部を好むとされます。
山の上部では、散らばった石や岩が株を守り、別の岩が部分的に覆いかぶさって日陰を作っていることも多いといいます。標高の高い場所では霧帯の縁に生え、その余分な湿気のせいで低地の個体とわずかに姿が違うとも記されています。「同じ種でも産地で見え方が振れる」ことの、資料に記された、産地による姿の幅。
ZULULAND野生・研究者評価あり

岩礫地に点在する群
草の間に散らばる外葉は枯れて縮れる単独ではなく点在
ZULULAND野生・研究者評価あり

草株の根もとに収まる
割れた頁岩の薄い土草株に紛れる畝が明瞭
ZULULAND野生・研究者評価あり

赤土の上の締まったロゼット
中心が締まる葉は短く厚い枯れ草に埋もれる
3 枚に共通しているのは、株が「単独で目立っていない」ことです。いずれもクワズール-ナタール州ズールーランドで撮影され、市民科学プラットフォーム iNaturalist で複数の同定者による評価が付いた観察(research grade)として記録されています。栽培株ではありません。
鉢で育った株を見慣れていると意外ですが、野生では外側の古い葉が白く枯れて縮れているのが普通です。地面は割れた頁岩の薄い土で、周りにはイネ科の草株が茂っています。SANBI が書く「小石と草株のあいだ」がそのまま写っている、と言っていい光景でしょう。
もっと引いて撮ると、どこにいるのか探すのに時間がかかります。
この 1 枚は、当サイトが同定を断定しない理由そのものです。野生では株が周囲に溶け込んでいて、写真からは葉面の畝も、ロゼットの形も読み取れません。「どこで撮られたか」という情報が付いて初めて、候補を絞る作業が始まります。逆に言えば、産地の記録がない栽培株の写真 1 枚では、種の下の階層まで決めることはできません。
保全 — 安く買える普及種が、野生では危急種
野生の保全状況と利用の歴史
評価
危急 Vulnerable (VU)
評価機関
南アフリカのレッドリスト(SANBI)
推定される減少
過去 60 年でおよそ 30% 超成株の持ち去りによる
脅威 1
薬用植物取引のための採取(最も好まれる mathithibala 種)
脅威 2
多肉コレクターによる野生の成株の採取
脅威 3
都市・工業開発による生育地の破壊
脅威 4
過放牧 / 外来侵入植物との競合
保護区内の扱い
保護された場所であっても長期的な存続は保証されていないSANBI の明記
伝統利用
葉・根・株全体を伝統医療に。台所の戸口や玄関の柱に吊して魔除けにする
数百円で買える普及種が、原産地では危急種に置かれています。南アフリカのレッドリストは本種を Vulnerable(VU)と評価しました。理由として書かれているのは、薬用植物としての需要です。
SANBI によれば、瑠璃殿は薬用植物市場で mathithibala として最も好まれる種で、代替になる種が存在し、治療師や業者による栽培も行われているにもかかわらず、野生株の需要が続いています。その結果、南アフリカとエスワティニで大量の成株が野生から持ち去られ、過去 60 年でおよそ 30% を超える減少が推定されているとのことです。
用途は、日本の園芸文脈からは想像しにくいものです。葉・根・株全体が、不妊・傷・血の浄化・咳・発疹・日焼け・熱傷・胃腸の不調に用いられてきました。植物抽出物に抗菌・抗真菌・抗炎症・抗酸化・創傷治癒などの活性が認められたとする研究があることも、SANBI は紹介しています(本記事は効能を推奨するものではありません)。
さらにクワズール-ナタールでは、古い容器や鉢に植えて台所の戸口の軒から吊すか、玄関の柱に置き、悪霊・雷・嵐から家を守る護符とする習慣があります。ズールー語名 umathithibala はこの文脈の名前です。
この落差は、覚えておく価値があります。園芸店で売られている株は栽培下で殖やされたものであり、購入が直接この評価に影響するわけではありません。それでも、「どこにでもある丈夫な多肉」という店頭の印象と、原産地での実像が同じでないことは、図鑑としてきちんと書いておくべき事実だと考えています。
なお、分布については出典によって記述が違います。植物園の名札には、SANBI が挙げていない国名が書かれていることがあります。
変種と型 — 受理された 5 変種と、流通の呼び名
変種・斑入り・型を資料でたどる
名前が乗っている 名前の層 — 混ぜずに分ける
受理された変種 学術の層
数
5 つ
内訳
var. limifolia / arcana / gigantea / glaucophylla / ubomboensis
確認先
GBIF・SANBI(いずれも 5 で一致)
流通の型名 園芸の層
扱い
分類学上の階級ではない
例
f. striata / f. spiralis / variegata(瑠璃殿錦)/ 白斑 / ニグラ
登録先
園芸品種名は日本ハオルシア協会(ICRA)
受理されていない名 過去の層
例
var. striata (1983) / diploidea (1940) / stolonifera (1943) / koelmaniorum (1997)
状況
IPNI に発表記録は残るが GBIF は受理していない
当サイトの扱い
どちらが正しいとは断定しない
受理されている変種は 5 つで、流通で見かける型名はそれとは別の層にあります。GBIF の分類データベースが本種の下位分類として返すのは、var. limifolia(基準変種)・var. arcana・var. gigantea・var. glaucophylla・var. ubomboensis の 5 つ。SANBI も「認められる変種は5つ」と記しており、両者は一致しています。
いっぽう「f. striata」「f. spiralis」「瑠璃殿錦(variegata)」「白斑」「ニグラ」といった呼び名は、分類学上の階級ではありません。これらは栽培と流通のなかで使われている型名です。園芸品種名の正式な登録先は日本ハオルシア協会(ICRA)で、硬葉系の Haworthiopsis もその対象範囲に含まれます。
まず、変種の名前で記録されている株を 3 つ並べます。
var. gigantea野生・研究者評価あり

var. gigantea として同定
自生地の岩際畝が波打つ複数の同定者が評価
var. ubomboensis栽培株・ラベル準拠

var. ubomboensis のラベル
葉面が滑らか淡い黄緑第三者の同定なし
var. arcana栽培株・ラベル準拠

var. arcana のラベル
濃緑疣は縁寄り第三者の同定なし
3 枚は、記録の質が同じではありません。いちばん左の var. gigantea は南アフリカ クワズール-ナタール州の自生地で撮影され、iNaturalist で複数の同定者の評価を経た観察として記録されています。
いっぽう中央と右の 2 枚は、いずれもウクライナ キーウの栽培下で撮影された鉢株で、投稿者以外の同定が付いていません。名札に書かれた名前をそのまま掲載しているにすぎず、当サイトが確認できるのは「そのラベルで栽培されている」という事実までです。この 2 枚を根拠に、var. ubomboensis や var. arcana の定義的な特徴を語ることはできません。
それを承知したうえで写真を見ると、どちらも葉面が滑らかで、畝がほとんど立っていません。冒頭のプレートのような密な畝とは、ずいぶん印象が違います。「同じ種の下でこれだけ振れうる」という参考として見ていただくのが適切です。
次に、流通の型名で栽培されている株を 3 つ並べます。いずれも撮影者の手書き名札に基づく掲載です。
f. striata栽培株・手書き名札

f. striata のラベル
白い条が密粒立ちが強い分類の階級ではない
f. spiralis栽培株・手書き名札

f. spiralis のラベル
葉が強くねじれる渦を巻く配列分類の階級ではない
variegata栽培株・手書き名札

variegata =「瑠璃殿錦」
クリーム色の斑花茎に淡桃の花流通の高値帯
クリーム色の斑が入る「瑠璃殿錦」。小売や過去の落札履歴では「瑠璃殿白斑」などの名前でも見つかります。斑入りだけで価格は決まらないため、株の大きさ、葉の状態、由来の記録も合わせて選びます。 出典・関連:後の節
f. striata は白い条が密に入る型、f. spiralis は葉が強くねじれて渦を巻く型です。「f.」は品種(forma)を意味する記号ですが、この 2 つは GBIF に受理された名前ではありません。栽培者のあいだで通じる呼び名として扱うのが正確です。
ややこしいのは、「発表されたことはあるが、いまは受理されていない」名前が混じっていることです。たとえば Haworthia limifolia var. striata は Pilbeam が 1983 年に発表した名前として国際植物名索引(IPNI)に記録が残っています。同じように var. diploidea(1940)・var. stolonifera(1943)・var. koelmaniorum(1997)といった名前も過去に発表されました。これらは「存在しない名前」ではなく、「発表されたが現行の分類では受理されていない名前」です。
英語版の資料には var. keithii・var. striata を含めて 8 変種とするものもありますが、GBIF が受理しているのは 5 つだけです。当サイトはどちらが正しいと裁定せず、「流通では使われているが、現行の受理分類には無い名前がある」という状態のまま示します。
瑠璃殿・琉璃殿・リミフォリア — 名前の対応
和名・学名・流通での呼ばれ方
同じ植物に乗っている 呼び名の対応
FIG.01Three names
日本の流通・図鑑
瑠璃殿(るりでん)
日本語の多肉図鑑データベースの見出しがこの表記。オークションの落札タイトルも「瑠璃殿錦」「瑠璃殿白斑」で、別名として「ルリデン」「リミフォリア」が併記される … 当サイトはこれを主表記にします
中文圏
琉璃殿
「瑠」ではなく「琉」の字を使う表記。Wikimedia Commons には台湾の撮影者が「琉璃殿 Haworthia limifolia」というファイル名で投稿した写真が実在する … 下の 1 枚がそれです
学名・カタカナ流通名
limifolia / リミフォリア
SNS とオークションではカタカナの「リミフォリア」が主流。学名の種小名 limifolia は「やすり(limes)のような葉(folia)」の意味で、硬くざらついた葉に由来する(SANBI)
どの表記が正しいかを裁定することはせず、実際に使われている表記を並べて示します
この植物には、日本語圏だけでも 2 通りの漢字表記があります。ひとつは「瑠璃殿」、もうひとつは「琉璃殿」。どちらもインターネット上で実際に使われていて、当サイトが調べたかぎり、一方が誤りだと断定できる根拠は見つかりませんでした。
ただし日本語圏で優勢なのは「瑠璃殿」のほうです。日本語の多肉植物図鑑データベースは見出しを「瑠璃殿 Haworthia limifolia」とし、別名に「リミフォリア」「ルリデン」「瑠璃殿白斑」を並べています。オークションの落札履歴を見ても、この植物に付いていた商品名は「瑠璃殿錦(白斑)」「ハオルチア、瑠璃殿白斑」でした。そこで当サイトは「瑠璃殿」を主表記とし、「琉璃殿」は中文圏で使われる表記として併記します。
「琉璃殿」表記が実在することは、写真そのもので確かめられます。
英語圏と現地にも、それぞれの名前があります。英国王立園芸協会(RHS)は英名を fairy washboard(妖精の洗濯板)、南アフリカ国立生物多様性研究所(SANBI)は file-leaf haworthiopsis(やすり葉のハオルチオプシス)としています。どちらも、あの横畝の手触りから付いた名前。
そして自生地の南アフリカ・クワズール-ナタール州では、ズールー語で isihlalakahle、umathithibala(または omathithibala)と呼ばれます。この名前は園芸の話ではなく、後の節で触れる伝統医療と護符の文脈に直結しています。
名前の来歴 — 1910 年から Haworthiopsis まで
1910年からの学名の来歴
NAME HISTORY / 1910 → 2013
名前が移ってきた道すじ
1910 — 記載MARLOTH
Haworthia limifolia MarlothTrans. Roy. Soc. South Africa 1: 409 — この名前が基礎異名(basionym)になる
1962 / 2001 / 2003 — 変種の発表BAYER / SMITH & CROUCH
var. gigantea (1962) / var. arcana (2001) / var. glaucophylla (2003)いずれも現在も受理されている
2013 — 3 属への分割ROWLEY
Haworthiopsis limifolia (Marloth) G.D.RowleyAlsterworthia Int., Special Issue 10: 4 — 硬葉系の多くが Haworthiopsis へ
現在GBIF / SANBI
受理される変種は 5 つvar. limifolia / arcana / gigantea / glaucophylla / ubomboensis
属名の意味
Haworthiopsis =「Haworthia のような見かけ(-opsis)」
種小名の意味
limifolia =「やすり(limes)のような葉(folia)」畝の手触りに由来
種数の見解
林 546 / Breuer 366 / Bayer 60見解が分かれる
園芸銘の登録
日本ハオルシア協会(ICRA・2014 年指定 / 登録官 Dr Hayashi Masahiko)
対象属
Haworthia(Haworthiopsis・Tulista を含む)・Astroloba・Chortolirion とその交配
この植物は、記載されたときは Haworthia でした。1910 年、Marloth が南アフリカ王立協会紀要(Trans. Roy. Soc. South Africa 1: 409)で Haworthia limifolia として記載し、その名前が現在の学名の基礎異名(basionym)になっています。2013 年、Rowley が硬葉系のグループを Haworthiopsis 属として分けたことで、現在の Haworthiopsis limifolia (Marloth) G.D.Rowley になりました。1 世紀のあいだに属が動いた植物です。
この再分類は瑠璃殿だけの話ではなく、硬葉系ハオルチア全体に及ぶものです。十二の巻・アテヌアータ・鷹の爪なども同じタイミングで属が移りました。分割の経緯そのものは十二の巻とアテヌアータの記事で扱っているので、ここでは瑠璃殿に関わる範囲だけを押さえます。要点は 2 つ。旧名 Haworthia limifolia も現行名 Haworthiopsis limifolia も同じ植物を指すこと、そして園芸の場では旧名の表記が今も広く流通していることです。
ハオルチアの「種の数」については、専門家の見解が大きく分かれます。林による 546 種、Breuer による 366 種、Bayer による 60 種。同じ植物群を見ていて、10 倍近い開きがあります。当サイトは特定の説を採らず、必要な場面ではこの 3 見解を併記します。
園芸品種名(銘)の正式な登録先は、日本ハオルシア協会です。国際園芸学会(ISHS)の国際栽培品種登録機関(ICRA)一覧によれば、同協会は 2014 年に指定され、対象は Haworthia(Haworthiopsis と Tulista を含む)・Astroloba・Chortolirion とその交配で、これらを 1 つの名称群として扱うとされています。「瑠璃殿錦」「雪冠殿」といった銘の出どころを確かめたいときは、まずは同協会の記録をたどってみましょう。和名・学名・流通名の対応は名前の対照表から引けます。
名札の情報が役に立つ場面もあります。植物園の展示では、学名と産地が並記されていることがあります。
まとめ
Summary
リミフォリアを選び、育てる要点
葉面のざらつきは、疣が横方向に連なって稜になったもの。十二の巻やアテヌアータの「点のまま並ぶ白疣」とは成り立ちが違います。自生地は南アフリカ クワズール-ナタール州北部からムプマランガ、エスワティニの Lebombo 山地で、標高 300〜800m の草地に小石や草株と紛れて生えています。南アフリカのレッドリストは本種を危急(VU)とし、薬用取引と野採で過去 60 年に 30% 超が失われたと推定しています。受理されている変種は 5 つで、瑠璃殿錦や f. striata は別の層の呼び名です。
葉を横切る波のような畝粒・短い線・横畝の見え方を、同じ写真の拡大で比べる
北 KZN 〜 エスワティニ標高 300〜800m の草地。小石と草株に紛れて生える
野生では危急(VU)薬用取引と野採で過去 60 年に 30% 超の減少と推定
受理された変種は 5 つ瑠璃殿錦・f. striata・ニグラは流通の呼び名で別の層
- 受容名は Haworthiopsis limifolia (Marloth) G.D.Rowley(2013 年・Rowley)。基礎異名は 1910 年の Haworthia limifolia Marloth で、旧名も園芸では広く使われています
- 和名は「瑠璃殿」を主表記とし、「琉璃殿」は中文圏の表記として併記します。カタカナの「リミフォリア」は SNS とオークションで主流です
- 冬は凍結を避ける。RHSのH2(1〜5℃)は英国の栽培条件での区分として読む。
- SANBIは半日陰、RHSは十分な光と強い日差しからの保護を勧める。明るさと日差しの強さを分けて調整する。
- 増やし方は株分け・葉挿し・種子の 3 通り。種子は乾燥に弱く、蒴果が裂け始めたらすぐ播く必要があります
- 園芸銘の正式な登録先は日本ハオルシア協会(ICRA)で、Haworthiopsis も対象範囲に含まれます
硬葉系のほかの品種と注目度を比べたいときは、ハオルチア人気品種ランキングが早い入口です。
FAQ
「瑠璃殿」と「琉璃殿」はどちらが正しいですか?
日本で探すなら「瑠璃殿」を使ってください。日本語の図鑑データベースやオークションの出品名ではこちらが優勢で、当サイトも主表記としています。「琉璃殿」は中文圏で使われる表記です(Wikimedia Commons に台湾の撮影者による「琉璃殿 Haworthia limifolia」というファイル名の写真が実在します)。どちらも実際に使われている表記なので、一方が誤りだと断定できる根拠は当サイトも持っていません。
Haworthia limifolia と Haworthiopsis limifolia はどちらが正しいですか?
同じ植物を指します。2013 年の再分類で硬葉系の多くは Haworthiopsis 属へ移り、現在の受容名は Haworthiopsis limifolia (Marloth) G.D.Rowley です。Haworthia limifolia Marloth はその基礎異名(もとになった名前)で、園芸の場では今も広く使われています。
葉のざらざらは何ですか? 十二の巻の白い縞と同じものですか?
瑠璃殿では、葉を横切る横畝が目立ちます。SANBIは「隆起した疣の横向きの畝」と記述しています。十二の巻などの白い疣とは、形・並び・色の見え方を写真で比べてください。粒状の部分と連なった高まりが同じ葉に見えることもあるため、この一点だけで種を決めません。
何度まで寒さに耐えますか?
RHSは耐寒性区分H2(英国の栽培条件で1〜5℃、凍結には耐えない)としています。まずは凍結を避け、夜の窓際などの冷え方を確かめます。区分の数字だけで、すべての株の水やりや屋外管理を決めないようにします。
変種はいくつありますか? 「瑠璃殿錦」は変種ですか?
GBIF が受理している変種は var. limifolia / arcana / gigantea / glaucophylla / ubomboensis の 5 つで、SANBI も 5 つとしています。「瑠璃殿錦(variegata)」「f. striata」「f. spiralis」「ニグラ」は分類学上の階級ではなく、栽培と流通で使われている型名です。園芸品種名の正式な登録先は日本ハオルシア協会(ICRA)です。
安く売られていますが、希少な植物ですか?
栽培下では広く殖やされ入手しやすい一方、野生では南アフリカのレッドリストで危急(VU)とされています。薬用植物取引でもっとも好まれる種であることに加え、多肉コレクターによる成株の採取・都市や工業の開発・過放牧・外来植物の侵入が脅威に挙げられ、過去 60 年でおよそ 30% を超える減少が推定されています。
手元の株が瑠璃殿かどうか知りたいのですが。
次の 3 点を順に見てください。①葉面に葉幅を横断する畝が見えるか ②葉が幅広い三角形か ③ロゼットが平たいか。3 つとも当てはまれば瑠璃殿の候補です。変種まで絞りたい場合は、産地や採集の記録が付いているかどうかが決定的に効きます。
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出典
- SANBI PlantZAfrica — Haworthiopsis limifolia(Lungisani Zondi 執筆。形態・自生地と標高/降水量・保全ステータス VU と減少推定・生態・伝統利用と護符・栽培と増やし方・名前の語源)
- GBIF Backbone — Haworthiopsis limifolia(受理状態・基礎異名・初出 Alsterworthia Int., Special Issue 10: 4 (2013)・受理される 5 変種を API で実測)
- IPNI(国際植物名索引)— Haworthia limifolia(基礎異名の初出 Trans. Roy. Soc. South Africa 1: 409 (1910)、および過去に発表された変種名 var. diploidea (1940) / stolonifera (1943) / koelmaniorum (1997) / striata (1983) の書誌)
- RHS Plant Finder — Haworthiopsis limifolia (fairy washboard)(耐寒性 H2 = 1〜5℃・株の大きさ・栽培位置 full sun・用土・花と開花期・成熟までの期間 2〜5 年)
- ISHS International Cultivar Registration Authority list — #100 Haworthia Society of Japan(登録官・2014 年指定・対象属に Haworthiopsis と Tulista を明記)
- iNaturalist — Haworthiopsis limifolia(観察数 969。変種別は var. limifolia 34 / ubomboensis 7 / gigantea 3 / arcana 2 / glaucophylla 0。本文で使った観察の同定状況・品質グレード・栽培かどうかを API で個別に実測。2026-07-24 時点)
- Wikimedia Commons — Category:Haworthiopsis limifolia(32 ファイル。使用した各ファイルのライセンス版・作者・カテゴリを API で実測。2026-07-24 時点)
- 日本語の多肉植物図鑑データベース PUKUBOOK — 瑠璃殿 Haworthia limifolia(和名「瑠璃殿」と別名・耐寒温度 -5℃・価格の目安 640 円)。同サイトは免責で「『正しさ』よりも『楽しさ』が基本方針」と自ら明示しており、当サイトは公的データベースと同列には扱っていません
- Aucfree(オークフリー)— 「リミフォリア」の落札価格一覧 / 「瑠璃殿」の落札価格一覧(直近 30 日の件数・価格レンジ・個別落札例。2026-07-24 時点。表記揺れ・別ジャンル混入を含む参考値)
- Klopper & Gildenhuys (2018) — SANBI が食害動物の記述で引く文献
- 種数の見解(林 546 / Breuer 366 / Bayer 60)は当サイトの分類方針にもとづく併記です
- 写真は Wikimedia Commons と iNaturalist の PD / CC0 / CC BY / CC BY-SA 画像のみを使用し、ライセンスと現行の同定を各 API で確認しています(確認日 2026-07-24)。ND・NC ライセンスの画像は使用していません
Field Note出典と確認日
画像クレジット
本記事の写真はすべて Wikimedia Commons と iNaturalist の CC ライセンス画像です(PD / CC0 / CC BY / CC BY-SA のみ採用・ND / NC は不採用)。本文中の写真は個別の帰属を写真の下に常時表示しています。冒頭のプレートとカード内の写真については、ライセンス条文へのリンクを含む帰属を以下にまとめます。
冒頭のプレート(温室の単株): Photo: spacebirdy / CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons
自生地 1(岩礫地の群): Photo: Sunčana Bradley / CC BY 4.0, via iNaturalist
自生地 2(草株の根もと): Photo: Sunčana Bradley / CC BY 4.0, via iNaturalist
自生地 3(赤土の俯瞰): Photo: Suvarna Parbhoo Mohan / CC BY-SA 4.0, via iNaturalist
var. gigantea として同定された自生株: Photo: Dave Richardson / CC BY 4.0, via iNaturalist
var. ubomboensis のラベルの栽培株: Photo: Oleksandr Shynder / CC BY 4.0, via iNaturalist
var. arcana のラベルの栽培株: Photo: Oleksandr Shynder / CC BY 4.0, via iNaturalist
f. striata のラベルの栽培株: Photo: Albert SN / CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
f. spiralis のラベルの栽培株: Photo: Albert SN / CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
variegata(瑠璃殿錦): Photo: Albert SN / CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
子株の出た庭植えの株: Photo: Abu Shawka / CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
大鉢の群生: Photo: Vengolis / CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
花茎の出はじめた室内の鉢株: Photo: Michael Goodyear / CC0, via Wikimedia Commons(帰属は任意)



















